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みなさん、虫歯と聞いたらどういう状態を思い起こしますか?
何となくこんなイラストをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
実は、虫歯と言っても一概にこのイラストのような症例だけではないのです。
私自身、実際に歯科助手として働きだすまで虫歯について曖昧に”怖いもの”という認識しかありませんでした。
しかし、実際に歯について学んでいくと目から鱗が落ちることばかり…
そこで新人歯科助手が学んだことを皆さんに共有していきたいと思います!
さて、みなさんは虫歯にもステージ(進行度)が存在することをご存じですか?
虫歯は症状が軽い方からCO,C1,C2,C3,C4に分けられます。
とは言っても何のことかよくわからないですよね。
これらをもっと分かりやすく解明していきましょう(^▽^)/
虫歯を知るにはまず歯の構造について学ぶのが近道!!
こちらが歯の断面図です。
歯はエナメル質、象牙質、歯髄の3層構造でできています。
まず、エナメル質と呼ばれる層は歯の一番外側を覆う人体で一番硬い組織です。
個人差はありますが大体2、3ミリほどの厚みがあります。
エナメル質が虫歯によって冒されるのがCOまたはC1のステージです。
この段階なら多くの場合はフッ素を塗ったり、少し削ってプラスチック樹脂を元の形に修復し、一回で治療を終えられることが多いです。
(皆さん、早い段階で歯医者さんに行きましょう)
次の層が象牙質です。
象牙質は、骨と同じくらいの硬さの組織です。
冷たいものや熱いものが染みる多くの場合はエナメル質を超えてこの層まで虫歯にている冒されている可能性が高いです。
この段階に来るとC2として扱われます。
虫歯に冒された部分を削り金属の詰め物を詰めるなどの処置を行います。
(この段階ならまだまだセーフ!)
そして、歯髄です。歯の神経ですね。
ここまで虫歯が進行してしまったら、歯の神経を抜く処置をしなければなりません。これがC3のステージです。
神経を除去し、根っこの中をお掃除します。そして処置した歯の上に金属のかぶせものをします。
(可能な限り自分の歯を残していたいっ)
いよいよ最後はC4のステージ。
ほとんど歯のない状態です。歯の根っこまで虫歯が進行してしまっています。
この場合、残念ながら抜歯(歯を抜く)処置になることが多いです。
歯を抜いた後は入れ歯かインプラントにすることが一般的な方法です。
(これ以上、他の歯まで冒されたくない…)
皆さんいかがでしたか?
痛みはあるけど実際に歯がどうなっているのかはわからない。
そんな皆様、何となく虫歯のイメージがついたのではないでしょうか。
「歯医者さんに行くのが怖い」「怒られそう」「痛そう」
そんな風に思ってしまい、ついつい悪化するまで放置してしまう…
そんな経験ある方も少なくないのではないでしょうか。
SAYA Dental Clinicでは、優しい先生ができる限り痛みのない治療を提案します。
自分の歯の為、自分の未来の為、一歩踏み出す勇気を出してみませんか?
自分の状態が気になる方は是非一度、SAYA Dental Clinicまでお越しくださいませ🍀