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予防治療

Preventive dentistry

予防歯科

予防歯科

予防歯科とは、むし歯になってから治療するのではなく「痛くなる前に予防する」という考え方です。そのためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、自宅で行うセルフケアが大切です。

セルフケアだけでは、歯垢や歯石を完全に取り除くことができません。歯科医院で、定期的にPMTCや口腔内診査などの検診を受けていただき、むし歯や歯周病にならない健康な歯を維持していきましょう。

予防歯科で大切なことは3つです。

1.フッ素を口内に残す
自宅でできるセルフケア
  • フッ素配合歯磨き剤を使う
  • すすぎ過ぎない
プロフェッショナルケア
  • フッ素塗布…高濃度のフッ素を塗布してむし歯を予防します。
2.歯垢を残さず落とす
自宅でできるセルフケア
  • 歯ブラシで歯の一本一本を丁寧に磨く
  • デンタルフロスを使って隙間の歯垢を取り除く
プロフェッショナルケア
  • スケーリング…スケーラーという器具で歯石を取り除きます。
  • PMTC…セルフケアでは落としきれていない歯垢を専用機器で落とします。
  • 歯みがき指導…歯みがきに自信がある人でも、意外に磨けていないことが多いです。ひとりひとりのお口に合った歯みがきの仕方をお教えします。
3.細菌を増やさない
自宅でできるセルフケア
  • デンタルリンスなどの殺菌剤で口内の隅々まで洗浄する
プロフェッショナルケア
  • 口腔内診査…歯や歯ぐきの状態をチェックします。口内細菌の数も調べます。
  • シーラント…歯垢が残りやすい歯の隙間などを、あらかじめ樹脂などでふさいでむし歯を予防します。

歯を失う原因をご存じですか?

歯を失う原因のトップは歯周病そして次にむし歯です。
また、定期検診を受診されている方とそうではない方を比較すると歯の残存歯数は50歳くらいから大きく変わってきます。

30代以上だと3人に2人が歯周病だと言われています。自覚症状のないまま歯周病は進行しますので、50歳くらいから定期検診を受けているか否かで残存歯数に影響が出てくると考えられます。つまり、定期検診を受けることは歯を守るためにとても有効な方法だといえます。

歯を失う理由円グラフ

受信傾向と残存歯数のグラフ

健康寿命と平均寿命についてご存じですか?

健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間です。平均寿命との差は男性で約9年、女性で約12年といわれており、多くの高齢者が何らかの健康上の問題で日常生活が制限された期間を過ごしていることがわかります。また、介護になる原因の2位は認知症であり、歯を失った方は約1.9倍認知症になりやすく、自分の歯が多いと要介護でいる期間が短いといったデータも出ています。

歯を守ることは医療費の削減につながり、健康寿命の延長に関係があるということが分かります。

最後まで元気で一生を全うしたいというのは誰しもが望むことかと思われます。
SAYA Dental Clinicでは皆様の健康に少しでもお手伝いできればと考えております。

歯数・義歯しようと認知症発症との関係

65歳以上の健常者を対象として歯と義歯の状況を調査した。
年齢、疾患の有無や生活習慣等に関わらず、歯がほとんど無く義歯を使用していない人は、20本以上の歯を有する人と比較して、認知症発症のリスクが高くなることが示された。

はの本数と寿命・健康寿命・要介護でいる期間の関連

自身の歯が多い人は、寿命・健康寿命ともに長く、要介護でいる期間が短いことが分かります。これより、予防が遅くなり義歯にすることへのデメリットが示された。